【トップは語る】アルヒ サービス業に転換、数年先の上場目指す (1/2ページ)

2015.9.9 05:00

 □アルヒ会長兼社長・浜田宏さん(56)

 --5月にSBIモーゲージからアルヒに社名を変え「住生活プロデュース企業」への業容拡大を進めている

 「われわれの仕事は家を買いたいお客さまをお手伝いすることだ。融資先のお客さまとは長期にわたってお付き合いするので、貸しっぱなしにするのではなく、ずっと寄り添えばいいじゃないかと考えた。そこで、サービス業として、新しいブランドとして出直そうと考えた」

 --具体的な取り組みは

 「当社でローンを組んだお客さまにはメンバーズクラブに入っていただく。提携先企業の商品やサービスを安く購入できるメリットがある。家探しのためのアプリも開発していく。これらの取り組みで、事業の柱である住宅ローンにもっと人を呼びこみ、お客さまとの接点を増やし、リフォームローンや(自宅を担保に融資をする)リバースモーゲージ、保険の販売も強化したい。セブンイレブンのようなリテールの総合金融販売業を目指す」

 --女性向け住宅ローンを発売した

 「いずれは住宅ローンだけでなく、女性が1人で住むにはどんなマンションを選ぶといいかなど、家探しのお手伝いをしたい。長期固定型ローンの『フラット35』には国民に良質の住宅を提供したいというDNAが脈々と受け継がれ、審査基準は銀行融資より緩和されている。自分が主債務者になって家を買う女性を本気で応援したい。いずれはシニア層や外国人にも広げていきたい」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。