境港に初水揚げされたベニズワイガニ=7日、鳥取県境港市【拡大】
全国の漁港の漁師と首都圏の飲食店や販売店を結ぶオンラインマーケット「羽田市場」(http://hanedaichiba.jp)のサービスが月内にも始まる。ベンチャー企業のCSN地方創生ネットワーク(東京都大田区)が仕掛ける鮮魚の流通革命で、築地などの公設卸売市場を介さず、全国で水揚げした鮮魚が、その日のうちに大量消費地の店頭に並ぶ新鮮さが売りだ。
「今までにない生産者と消費者をつなぐネットワークを構築し、真の地方創生実現のきっかけにしたい」。昨年10月に同社を起業した野本良平社長は、サービス開始を前にこう力を込める。
既存の鮮魚流通では、漁師が水揚げした魚は産地の市場や中央市場での取引を経て、小売店や飲食店に届けられ、消費者の口に入る。この取引に時間とコストがかかるため、遠隔地の漁港から取れたての鮮魚を届けるのは難しかった。