「きんくら酒場金の蔵」で人気の食べ放題コースは、刺し身や焼き鳥、ピザなど多種多様のメニュー約40種が120分楽しめる【拡大】
中国では1日に建国記念の日「国慶節」を迎え、今年は1~7日までが大型連休となった。台湾でも本日10日が「国慶日」となり9~11日まで連休となる。2月の旧正月「春節」では中華圏から多くの観光客が日本を訪れ、「爆買い」「爆食い」がニュースになったことは記憶に新しいのではないだろうか。
日本政府観光局の9月16日の発表によると、1~8月の訪日外国人数の推計は1287万人、前年同期比49.1%増となった。牽引(けんいん)役である訪日中国人の推計は約334万人となり、すでに昨年1年間の数を上回っている。ここ10年以上、韓国からの訪日客数がトップだったが、今年2月には中国がその数を抜いた。中国国内での景気減速が懸念される中、訪日客数は増加の一途をたどっている。
ぐるなびが6月に加盟飲食店を対象に実施した調査によると、86%が訪日外国人を「受け入れたい」と回答。中でも、外国人からの和牛人気の影響でニーズが高まる「アジア・焼肉・エスニック料理」や、言葉が通じなくても比較的オーダーしやすい「ダイニングバー・パブ」で受け入れの意向が高い結果となった。居酒屋では「受け入れたくない」割合が最多となった一方で、「積極的に受け入れたい」と回答した割合が、前回の調査より増加する結果となり、二極化の兆候が見られた。ぐるなびでは加盟飲食店を対象にした訪日外国人の受け入れに関するセミナーの実施とともに、10月16日まで、ぐるなび中国語版で簡体字、繁体字の両サイトへ国慶節の特集ページを開設し、訪日中国人の飲食店への送客を後押ししている。