オウチーノの海外不動産投資セミナーに耳を傾ける参加者たち【拡大】
住宅・不動産の専門サイト「オウチーノ」などを運営するオウチーノ(東京都港区)は、海外の不動産物件に対する投資情報の提供を強化する方針を明らかにした。まず手始めに、海外の不動産の投資環境などを学ぶ有料の勉強会「海外不動産アカデミー」を来月から開催する。高年収の会社員などをターゲットに想定しており、海外不動産への投資家層の裾野の拡大を目指す。
第1回の海外不動産アカデミーは、タイのバンコクの不動産事情がテーマ。11月16日から2016年2月15日の期間中、全6回の勉強会を予定しており、参加費は3万円。海外不動産投資コミュニティー「アジア太平洋大家の会」会長の鈴木学氏を講師に招き、バンコク圏各エリアの地域特性や不動産価値との関係などを学ぶ。
これまで、不動産サイト「オウチーノ」を活用し、フィリピンやカンボジア、ベトナムなど東南アジアを中心とした不動産投資に関する情報提供や、無料セミナーを開催してきた。セミナー参加者のアンケートの中から、「地域の事情に通じた専門的な勉強会を開催してほしい」という声が寄せられたため、客観性を高めた有料の勉強会の開催を企画した。