SNKプレイモア(大阪府吹田市)が、ゲーム事業の体制強化の傍らで、パチスロ事業から撤退する。
同社では設立以来、ゲーム開発とパチスロ機の開発を中心に事業を展開。だが近年の市場環境の変化に対応すべく、新たな成長戦略について検討を重ねた結果、パチスロ事業からの撤退を決めた。今後、ゲーム事業とライセンス事業に経営資源を集中させることで組織体制の強化を図っていく。
ゲーム事業に関しては、将来の成長性が見込めるスマートフォンとコンシューマゲームの開発体制を強化。ライセンス事業では、パートナー各社との協業により中国市場をはじめとした世界でのライセンスビジネスを推進する。パチスロ事業については、昨今の遊技人口の減少傾向に加え、遊技機規則の変更によるパチスロ市場の先行き不透明な状況を懸念。このような市場環境では事業の将来性を見いだすことが困難であると判断し、事業の継続を断念した。
今後は、「ビーストバスターズ」をもってパチスロ機の開発と製造、販売を終了。故障や修理などのアフターサービスは継続対応する。
同社は8月6日付で中国に拠点を置くオンラインゲーム開発運営のパーフェクト・ワールド社の子会社、レド・ミレニアム社と資本提携している。
一方、マルハン(京都市上京区)は10月31日から3日にかけて実施された「大道芸ワールドカップin静岡2015」に協賛した。
同イベントは、アジア最大級のパフォーミングアーツ・フェスティバル。同社では初回の1992年以来24年間、協賛を継続している。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)