【ピックアップ】DYJHと夢コーポレーション合同会見 (1/2ページ)

2015.11.7 05:00

左から水谷執行役、佐藤代表執行役、加藤社長、森社長

左から水谷執行役、佐藤代表執行役、加藤社長、森社長【拡大】

 ダイナムジャパンホールディングス(DYJH、東京都荒川区)と夢コーポレーション(愛知県豊橋市)は10月30日、両社間における株式交換によるグループ化の準備が整ったことを受け、都内荒川区のダイナム本社で合同記者会見を開催。当日は、DYJHから佐藤公平取締役会議長代表執行役兼ダイナム取締役会長、水谷義之執行役兼ダイナム常務取締役、ダイナムから森治彦代表取締役社長兼DYJH執行役、夢コーポレーションから加藤英則代表取締役社長の4人が出席した。

 まず、DYJHの水谷執行役が今回の経緯を説明。5月22日の経営統合の意思確認から準備協議がスタートし、8月25日に基本合意書、9月24日に株式交換契約書を締結(効力発生日は11月1日)。夢コーポレーションを完全子会社とするものであり、同社株1株につきDYJH株3.466株を割り当て交換。DYJHは普通株式3880万5336株を新たに発行し、夢コーポレーションに譲渡すると伝えた(DYJHの株価は10月29日時点で1株当たり9.580香港ドル。株式時価換算で約58億円に相当)。

 続き、DYJHの佐藤取締役会議長代表執行役が株式交換後の組織体制について説明。長年にわたる両社の堅い信頼関係に基づいた展開であり、ダイナム、キャビンプラザと並列するグループ企業になることを強調。「夢屋という屋号が変わるわけではない。今後は、1+1が2を超えるような効果をどう発揮していくかにかかっている」と述べた。

 一方、夢コーポレーションの加藤社長は今回のグループ入りについて「業界の高コスト体質からの脱却につながる転機にしたい」と期待。ダイナムの森社長も「スクラム組んでシナジー効果を発揮していきたい。グループ全社員のモチベーションも飛躍的に上がっている」とコメント。“百年の挑戦”というダイナムビジョンの実現に意欲を見せた。

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