共栄火災海上、聴覚障害者の夢支援 熱気球まもるくん号で空へ (1/2ページ)

2015.11.10 06:27

共栄火災海上保険の熱気球「まもるくん号」と熱気球パイロットを目指す宮本泰弘さん=10月31日、佐賀市嘉瀬川河川敷

共栄火災海上保険の熱気球「まもるくん号」と熱気球パイロットを目指す宮本泰弘さん=10月31日、佐賀市嘉瀬川河川敷【拡大】

 共栄火災海上保険が、聴覚障害を抱えながら熱気球パイロットを目指す宮本泰弘さん(32)を応援している。同社が運営を委託している佐賀市の熱気球チーム「ビーバー・バルーンクラブ」に参加、鶴崎伸一会長(同社佐賀支店代理店店主)やメンバーと筆談やメールでコミュニケーションを図りながら熱心に練習に励んでいる。

 宮本さんは4日まで同市で開催された「2015佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」に同クラブのクルーの一員として出場し精力的に活動。同社の熱気球「まもるくん号」を前に「3年くらいでパイロットのライセンスを取得しフェスタに出たい。できればまもるくん号で競技に参加したい」と語った。

 熱気球との出会いは5歳のとき。以来、親に連れられて毎年フェスタ会場に足を運び、やがてパイロットとして参加したい夢を抱くようになった。ただ聴覚障害を持つため実現は難しいと思っていたが、日本気球連盟に相談すると「夢をかなえてあげたい」と登録を承認した。

ビーバー・バルーンクラブが障害者や養護施設の子供たちを熱気球に…

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