10月30日から今月9日にかけて大阪市西区の京セラドームで開催された「第41回社会人野球日本選手権大会」(主催:日本野球連盟・毎日新聞社、共催:大阪市)に遊技業界からも3チームが出場を果たした。
広島県を中心に、パチンコホールをはじめアミューズメントや飲食、ホテル事業を手掛ける伯和グループ(広島県東広島市)の硬式野球部「伯和ビクトリーズ」は、地元・東広島市民からの熱い要望に応えるべく2005年に設立され、今年で6度目の出場。決勝の舞台には届かなかったが、チーム初のベスト4進出を果たした。
東海エリアなどにパチンコホールを展開する永和商事(三重県四日市市)の硬式野球部「永和商事ウイング」は、今大会が初出場。2回戦で敗退したものの、初出場で見事、初勝利を収めた。
また昨年、準優勝だったセガサミー(東京都港区)の「セガサミー硬式野球部」は6日目第3試合で日立製作所との試合に臨み、2-3で惜しくも敗れた。
これらチームの活躍は、スポーツ振興というCSR活動への遊技業界への注力をうかがわせるとともに、企業における地域密着の姿勢を感じさせる。実際、チームのメンバーが地元の子供たちを対象に野球教室を開いたり、交流行事に積極的に参加するなど、地域活性化への取り組みに余念がない。
一方、ダイナム(同荒川区)は、ISU(国際スケート連盟)フィギュアスケートグランプシリーズ第3戦中国大会と第5戦ロシア大会に協賛。中国大会は6~8日に北京で行われ、浅田真央選手が優勝。ロシア大会は20~22日にモスクワで開かれる。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)