海外からの旅行客の増加とともに、東京駅で増え続ける外国人からの問い合わせに的確に対応できるようにしようと、JR東日本は12月1日から、駅員が電話でつないだ通訳を介して外国人に案内するサービスを同駅で始める。英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語の6カ国語の通訳が無料で使え、訪日外国人の心強い助けとなりそうだ。
「乗り換えが分からない」「電車に忘れ物をした」「同行者とはぐれた」。東京駅の案内所を訪ねてくる外国人からのこうした問い合わせは今年8~10月に約8万6800件あり、昨年の同じ時期の1.7倍に増えた。
JR東によると、現在はタブレット端末の機能を使って翻訳したり、地図で示したりして案内しているほか、アルバイトの外国人留学生も対応してきたが、駅員らが直接、きめ細やかに対応できるよう電話通訳サービスの導入を決めた。
外国人からの問い合わせを受けた駅員は、電話で通訳につなぎ、相手と受話器を交互に受け渡しながら会話する。
通訳は外部に委託し、駅員以外に構内にある案内所や店舗、ホテルなどのスタッフも利用可能にする。