車椅子を前に目録を手にする大阪府社会福祉協議会の綛山(かせやま)哲男会長(左)と関西遊商の草加和徳理事長【拡大】
関西遊技機商業協同組合(関西遊商、理事長・草加和徳氏)は昨年12月7日、社会福祉法人大阪府社会福祉協議会の社会福祉指導センターで「車椅子寄贈・感謝状贈呈式」を開催した。
車椅子の寄贈は2012年から行っており15年度で4回目。毎年秋に開催するチャリティーゴルフ大会で集まった基金で車椅子を購入し、贈り続けている。
同年度は昨年11月26日から12月11日までの期間で近畿2府4県の各社会福祉協議会に車椅子を40台寄贈。うち、大阪府社会福祉協議会には10台の車椅子が贈られた。
贈呈式に出席した綛山(かせやま)哲男大阪府社会福祉協議会会長はあいさつで「高齢化が進む中で、われわれは団塊世代が後期高齢者となる25年が大きな節目と思っている」とし、「誠に身勝手ではあるが、各団体・組合・企業の方々から、できる範囲でのご厚志をいただくことによって、大阪の福祉がまた一歩前に進むのではないかと考えている」と謝意を述べた。
なお、今回の大阪府の車椅子は、泉南郡熊取町、南河内郡千早赤阪村、八尾市の各社会福祉協議会の3団体に寄贈された。