榊原専務理事。厳しい業況のなか2015年度の社会貢献額も15億円を上回った旨、報告【拡大】
全日本社会貢献団体機構(社会貢献機構、会長・堀田力氏)は20日、母体である全日本遊技事業協同組合連合会(理事長・阿部恭久氏)の全国理事会後の記者会見に榊原光裕専務理事が出席。毎年調査集計しているパチンコホールの社会貢献・社会還元の調査結果を発表した。
これによると、2015年の社会貢献額は15億1431万5342円(件数は1万8件)。榊原専務理事は「過去12年の推移を見ていくと、厳しい経済状況の中でも例年通り高い水準で拠出に努力した2015年」と振り返るとともに、「特に青少年の育成、交通などへの支援が増えてきた」と傾向を伝えた。また、活動比率をジャンル別に見ると、社会福祉の32.5%がトップ。地域貢献の26.3%がこれに続き、青少年育成は12.1%で3位にランクイン。物品面での支援では、お菓子の寄贈や、福祉車両をはじめとする車両購入、防犯カメラの設置などが上位を占めるほか、ボランティアでは、清掃、献血、巡回、震災ボランティアなど奉仕型が件数の過半数を占めた。
なお、同機構による第11回社会貢献大賞表彰式と助成金贈呈式は7月21日の予定。