ベネッセHD、原田会長兼社長が引責辞任 最終赤字2期連続で、後任社長は福原副社長

2016.5.11 16:12

退任の説明中、うつむき声を詰まらせたベネッセホールディングスの原田泳幸会長兼社長=11日、東京都中央区(永田岳彦撮影)

退任の説明中、うつむき声を詰まらせたベネッセホールディングスの原田泳幸会長兼社長=11日、東京都中央区(永田岳彦撮影)【拡大】

 ベネッセホールディングス(HD)は11日、原田泳幸会長兼社長が退任し、後任の社長に福原賢一副社長が昇格する人事を発表した。6月25日に開催予定の株主総会後の取締役会で正式に決定する。

 原田氏の退任は、個人情報漏洩問題で「進研ゼミ」の会員流出に歯止めがかからず、28年3月期まで2期連続の最終赤字に陥るなど業績不振が続くための引責辞任とみられる。午後5時から原田氏らが出席して会見する。

 ベネッセ(HD)が11日発表した連結決算は、進研ゼミの会員減少などで収益力が低下し、将来の利益を見越して計上した「繰り延べ税金資産」を取り崩すため、最終損益が82億円の赤字(前期は107億円の赤字)だった。

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