パチンコホール企業大手のマルハン(京都市上京区)はこのほど、投資事業を行う「マルハンベンチャーパートナーズ」を子会社として設立。5月20日に「KVPシード・イノベーションファンド1号投資事業有限責任組合」と契約締結し、事業を開始した。
同有限責任組合は、KLab(東京都港区)の子会社でベンチャーキャピタル事業を行うKLab Venture Partners(同)がゼネラルパートナーとして組成・運用を開始したファンド。マルハンベンチャーパートナーズでは、事業投資を通じて、キャピタルゲインのほか、成長が期待できる若い企業の支援、新規投資や新規事業開発、M&Aなどのノウハウの蓄積、次世代の人材育成を目的とする。
マルハンは継続的な成長に向けて、さらなる進化・多角化にチャレンジ。サービス業にとどまらず、他業種や海外へと事業展開を図るという。
一方、パチンコホールをチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)は、サンスリー(名古屋市千種区)とパチンコ「CRAヤッターマンDS」を共同開発。グループの398店舗に計1000台を設置する予定で、5月30日から順次導入を開始した。
同機の開発コンセプトは、大当たりを体感しやすいスペックと、シンプルで分かりやすいゲーム性。後者の実現には、人気機種「海物語」などのリーチアクションを採用した。
ダイナムは今後も、グループが所有する膨大な遊技データをもとに、顧客目線に立ったパチンコ・パチスロの共同開発を推進。より遊びやすい遊技環境の提供に努める。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)