調査会社のMMD研究所が21日発表したシニアのスマートフォン所有に関する調査によると、スマホを所有していると回答した人は前年比10.7ポイント増の38.5%と大きく増えた。
スマホと従来型携帯電話の所有割合については、従来型の2438人に対してスマホが約7割の1692人にとどまった。しかし従来型所有者のうち20.5%の500人はスマホに買い換える意向を示しており、シニア層にスマホの普及が進んでいることがわかる。
ただ、若年層を中心に利用者が拡大している格安SIMカードについては「利用している」は7.2%にとどまった。
この調査は、インターネットで6月3~6日まで60~79歳の男女4398人に回答を求めた。