【ピックアップ】にぎわい感の醸成、活性化に必須 (1/2ページ)

2016.7.23 05:00

ダイコク電機は、市場シフトを背景に「にぎわい感の醸成」が不可欠と強調する
ダイコク電機は、市場シフトを背景に「にぎわい感の醸成」が不可欠と強調する【拡大】

 ダイコク電機(名古屋市中村区)は13日、東京都文京区の東京ドームホテルで「DK-SIS白書2015」の発刊記者発表会を開催した。

 DK-SISとは、同社が提供する情報戦略システム。現在、遊技機台数で142万台と市場の約31%のデータを保有。同白書は今年で13冊目の発刊となる。

 当日は、根本弘常務取締役が主催者あいさつ。業界の近況について「どこに行っても厳しいとの言葉が聞かれるが、15年の白書でも過去最低稼働を幾度か更新している」とコメント。参加人口の増加・客単価の減少・来店頻度の増加が理想であるとし、「SISの数値はファンの答え。この結果を真摯(しんし)に受け止め、ファン重視の姿勢で業界活性化に臨むことが大切だ」と強調した。

 続き、DK-SIS室室長の山岸義幸氏が、記者発表資料をもとに白書の説明を行った。

 冒頭、「DK-SIS白書2015」の業界キーワードとして「業界総粗利の下落に歯止めかからず」「パチンコの業績下落とシェアの縮小が続く/内規変更によりマックスタイプの新規設置が終了」「パチスロの業績は下落傾向も下げ止まり気配/自主規制により5.5号機へ」「1000台以上の店舗が増加し、大型化がさらに顕著に」「損益分岐割数の引き上げが全国的に進む」の5つを提示。これらを軸に、15年の業界動向にアプローチした。

 なお、DK-SISでは業界総粗利規模を市場把握のコアに位置づけており、業界総粗利こそがファンの使用金額であり、その規模の縮小がファン減少につながっていると捉えている。

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