「世界最高米」で国際競争力 東洋ライス・雜賀慶二社長 (1/2ページ)


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 東洋ライスは「お米の総合メーカー」として、精米機器製造、稲作の土づくり、種籾の開発など、コメに関する全ての工程を事業領域としている。とくにコメの精製技術の開発に力を注ぎ、「無洗米」「金芽米」「金芽ロウカット玄米」などのヒット商品を生み出している。7月にはこれまでの集大成として開発した「世界最高米」が世界で最も高額なコメとして、ギネス世界記録に認定された。雜賀慶二社長は「味がよく健康効果の高い日本のコメを世界へ発信する」と意気込んでいる。

 --「世界最高米」はどのような商品か

 「昨年開かれたコンクールの国際総合部門で金賞を受賞した18品の玄米の中から6品を選び、一般的な価格の約8倍となる1キロ当たり1900円で3870キロを買い取った。さらにその中から約2000キロに絞り、独自の熟成、精米、ブレンドなどの技術によって栄養価が高くおいしいコメに仕上げている。ギネスには『実際に流通した最高価格米』として1キロ当たり1万1304円(109米ドル)として認定された」

 --開発に至ったいきさつは

 「日本の農業就労人口が今年に入り200万人を割り込んだ。個人的に国内から水田が激減するのではないかという危惧を以前から持っていた。これを防ぐにはこれまで以上にコメの需要を喚起し、農家から原料をより高く買い取ることと、海外の富裕層向けの輸出を促進することが有効だ。このためおいしくて栄養価が高く、圧倒的な国際競争力を持つ商品の開発が重要だと思った」

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