「所有から利用へ」事業モデル転換 横河レンタ・リース 金川裕一社長 (1/2ページ)

横河レンタ・リース金川裕一社長
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 横河レンタ・リースはIT機器と計測器のレンタルサービス事業を展開しており、来年1月には設立30周年を迎える。業績も好調だが、今年4月に就任した金川裕一社長は「だからこそ事業モデルを変えていかなければ」と語る。キーワードはハードからソフトサービス、所有から利用へで、「こういった考え方を浸透させていくことが使命だ」と強調する。

 --市場環境をどのようにとらえているのか

 「IT機器のレンタル比率は1~2割程度にすぎない。ただ、ソフトウエアがクラウド化されている点などを踏まえると、レンタルの潜在市場はまだまだあると思っている。計測器は工場の海外移転に伴い減少傾向にあるが、開発コストに対する考えが厳しくなるのに伴い『必要なときに必要な商品を活用する』といったニーズが高まるはず。今後は顧客のハードを管理して、ソフトウエアのインストール作業などを一括して行うなど、ソリューションの提供に力を入れていきたい」

 --ビジネスモデルの転換には従業員の意識改革も不可欠だ

 「従来は顧客からの要望があれば、見積もりを出して終わりといった傾向が強かったが、こうした営業スタイルに終始してしまうと値引き合戦から抜けられない。『なぜ、この機器を利用するのか』『どのような環境で使用するのか』といったことを問いただせるようにして、顧客との間で緊密な関係を構築していくことが必要だ」

 --業績の目標は

 「2016年3月期の売上高は376億円だったが、こんなものではないと思っている。大きく伸ばすことによってステージを変えていきたい」