マルハン会長が「紺綬褒章」受章　創業地・京丹後市への寄付金を評価

　パチンコホールを全国に展開するマルハン（京都市上京区）の韓昌祐代表取締役会長は８月３０日、日本国政府より「紺綬褒章」を授与された。同賞は、公益のために私財を寄付し、功績が顕著な個人または法人・団体に対して贈られるもの。

　韓会長は２０１５年に同社の創業の地である京丹後市に、地域振興と人材育成の支援を目的に寄付金を贈呈。この寄付金が京丹後市の教育、文化、地域経済活性化のための新産業の興隆や、街づくりにつながる人材育成等を目的に運用される基金「京丹後市韓哲・まちづくり夢基金」設立の基となったことが評価され、山内一京都府丹後広域振興局長より「紺綬褒章」の授与が伝達された。

　同社では今後も、企業・個人ともに地域社会との「共感・信頼」の構築、社会の持つさまざまな問題の解決に真摯（しんし）に取り組み、「良き企業市民」としての責務を果たしていくとしている。

　また、マースエンジニアリング（東京都新宿区）は１～２１日にかけて、全国の９都市で「２０１６マースセミナー」を開催。皮切りとなる東京会場（１、２日に本社ショールームで実施）には、多くのパチンコホール関係者が来場した。

　セミナーでは「『生き残り』ではなく『勝ち残り』」をテーマに、マース戦略データ（ＭＳＤ）から見たこれからの業界動向、ファン動向、そこから見えてくる方向性についてレクチャー。ＭＳＤを活用した業績アップの手法や、マースシステムの具体的な効果測定、付加価値サービスの有効活用法などを紹介するとともに、同社が提供するシステムの展示を行った。（ニュース提供・ＬＯＧＯＳ×娯楽産業）