
インタビューに答えるエンルートの伊豆智幸社長=8月17日、埼玉県ふじみ野市のエンルート(渡辺照明撮影)【拡大】
--今後の展望は
「ドローンはあくまでも端末であり、土台。そこに何を乗せるか、何を運ぶかで価値が決まる。それぞれの仕事に適用できる提案をこれからもする。大分での研究所開設も、もともとは農薬散布の相談を頂いたことがきっかけだ。現地では害獣対策や漁業対策も必要と聞く。今後もユーザーと直接接し、提案の幅を広げたい」
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【プロフィル】伊豆智幸
いず・ともゆき 1985年 近畿大理工学部電子工学科卒業、横河ヒューレットパッカードに入社。マイクロプロセッサ開発ツール、エンジニアリングワークステーション、E-コマースなどのマーケティング、HP技術のドキュメント化、セールスツールの開発に従事。2006年、エンルートを設立し現職。無人機本体とともに、業務に特化した総合的なソリューションを提供。福岡県出身、55歳
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【会社概要】株式会社エンルート
▼本社所在地:埼玉県ふじみ野市
▼設立:2006年(平成18年)10月
▼事業概要:産業用無人機の設計、製造、販売など
▼従業員数:23人