米検索大手ヤフーの利用者の名前やメールアドレスなど5億人分の個人情報が流出した問題で、「Yahoo!JAPAN(ヤフー!ジャパン)」を運営する日本のヤフーは23日、「当社の顧客情報の流出や被害は確認されていない」とコメントした。
日本のヤフーは、米ヤフーからブランドを借りて独自のサービスを展開しており、データベースなどのインフラも別になっているという。
同社は「人材や技術面の交流がある程度で、別会社が運営する別サービス」という立場を強調した。
日本のヤフーのアカウントは約2億件で、うち月に最低1回、接続する利用者数は約3400万件。
日本国内からも米法人が運営するサイトに接続して、アカウントを取得することも可能だ。このため、米ヤフーのアカウントを持っている利用者も国内には一定数いるとみられる。