レンタル収納のエリアリンク、シェア増へキティとコラボ (1/2ページ)

「ハローキティ」を看板に採用したレンタル収納スペース=東京都北区
「ハローキティ」を看板に採用したレンタル収納スペース=東京都北区【拡大】

 レンタル収納スペースを運営するエリアリンクは、ブランド認知度向上とユーザー獲得を狙い、サンリオとライセンス契約を締結し、人気キャラクター「ハローキティ」を看板に採用した物件を拡大している。エリアリンクは自社物件に加え、同業者向けに募集や運営を代行する受託サービスを展開することで、業界シェア1位の座を堅持する方針だ。

 同社のレンタル収納スペース「ハローストレージ」はコンテナ型のほか、ビルや木造2階建て型など立地に合わせてさまざまな形式を採用。今年6月末で6万6923室となり、シェアは14%程度。利用者はインターネットで物件を探すことが増え、数年前は現地の看板を見ての問い合わせが7、8割で、残りがネット経由だったが、現在は「数字が逆転し、ネット経由がメーンとなった」とストレージ本部運用担当本部長の鈴木貴佳取締役は話す。

 利用者の6割が個人契約で法人よりも多いことから、他社との差別化を図るために採用したのが、ハローキティだ。ハローキティとのコラボを通じてブランド力の向上を期待する。同社物件は1拠点当たり平均45室で、約1350の全拠点での展開に向けて順次、看板などの掛け替えを実施している。

また、募集や物件管理、契約や集金業務といった…