東宝、中間営業利益を5割増に上方修正 「シン・ゴジラ」「君の名は。」の大ヒットで

7月に公開しヒットした映画「シン・ゴジラ」(c)2016TOHOCO.,LTD.
7月に公開しヒットした映画「シン・ゴジラ」(c)2016TOHOCO.,LTD.【拡大】

 東宝は27日、8月中間連結決算の業績予想を上方修正した。映画「シン・ゴジラ」「君の名は。」がヒットした。本業のもうけを示す営業利益の見通しは従来の167億円を約5割引き上げ、244億円とした。

 「ドラえもん」や「名探偵コナン」など定番のアニメ映画の新作も好調だった。ミュージカルなど演劇事業も良かった。最終利益の見通しは114億円から165億円に、売上高は1112億円から1149億円にそれぞれ引き上げた。