【“遊技”の進化に挑む 藤商事の50年】(4-1) (2/2ページ)

2016.9.30 05:00

愛知県一宮市の名古屋事業所(名古屋工場および開発部)。2017年には同敷地内にパチスロ専用工場が完成する予定
愛知県一宮市の名古屋事業所(名古屋工場および開発部)。2017年には同敷地内にパチスロ専用工場が完成する予定【拡大】

  • 2001年、東大阪市から大阪市中央区に本社を移転
  • 東京開発事業所はパシフィックセンチュリープレイス丸の内の1フロア

 80年代に入り、フィーバー機(パチンコ)の登場で遊技業界全体が活気付くなか、当時専務であった松元邦夫氏(現・代表取締役会長)は、かねてから「うちの遊技機をパチンコホールの真ん中で勝負させたい」との思いからほどなく、87年、ついにパチンコ機の開発に着手。89年、同社第1弾となるパチンコが市場デビューを飾った。

 ◆07年に「JASDAQ」上場

 90年代にパチンコメーカーとしての実績を着実に積み上げ、2000年には松元邦夫氏が社長に就任。その翌年、本社を大阪市中央区に移転し、パチスロ機の開発も開始。また、総合遊技機メーカーとしての実績が着実についてきたことで、07年2月には、ジャスダック証券取引所(現・東京証券取引所JASDAQ)に上場。今年、藤商事は株式会社としての創立から50年の節目を迎えるが、ものづくり企業として「あくなき挑戦」を続ける同社の姿勢が“次世代の遊技産業”にどのような変化をもたらすのか。今後の展開が注目される。

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