任天堂が26日発表した9月中間連結決算は、営業損益が59億円の赤字(前年同期は89億円の黒字)に転落した。据え置き型ゲーム機の販売減に加え、円高で海外での収入が目減りしたことが響いた。中間営業赤字は2年ぶり。
売上高は33.0%減の1368億円だった。最終利益は前年同期の約3.3倍の382億円。米大リーグ、マリナーズの運営会社の株式売却益を627億円計上したことが寄与した。世界的な大ヒットとなったスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の効果は限定的だった。
17年3月期の業績予想は、売上高を5千億円から4700億円、営業利益を450億円から300億円にそれぞれ下方修正した。最終利益予想は350億円から500億円に引き上げた。
任天堂は業績回復に向け、スマホ向けゲームを強化する方針で、12月に「スーパーマリオラン」の配信を開始する。来年3月に発売予定の新型ゲーム機「Switch(スイッチ)」は、本年度中に200万台の出荷を見込んでいると明らかにした。