新作の早期レンタル可能に 米アップル、映画会社が交渉中

2016.12.9 06:22

 米アップルが新作映画の劇場公開から家庭向け配信解禁までの期間を短縮するよう、大手映画製作会社に働きかけていると、関係者が明らかにした。同社の音楽・映像配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」事業強化の狙いがある。

 同社は長年、新作映画の早期入手を目指して取り組みを続けてきた。新作を先駆けて配信できれば、競合の多い音楽・映像のオンライン配信市場で台頭する一助となりうる。「iTunes Store(アイチューンズ・ストア)」で楽曲販売の支配的地位を築いたアップルだが、音楽や動画の配信に関しては苦戦を強いられている。

 映画製作会社は通常、映画の劇場公開からDVD化やオンラインでの配信まで、90日間を映画館による独占公開期間として確保する。しかし、近年は劇場動員数が停滞し、映像ソフトの販売も伸び悩んでおり、映画製作会社は新しい成長分野を探す必要性に迫られている。米映画製作大手の21世紀フォックスやタイムワーナー傘下のワーナー・ブラザーズなどは、先週以降、新作映画の割り増し価格でのレンタルを認めることを検討していると明らかにしてきた。関係者によると、アイチューンズとの提携も選択肢として浮上している。

 ただし、劇場公開中の映画配信を検討するにあたり、アイチューンズが安全なプラットホームかは懸念点の一つとなっている。アップルはアイチューンズの動画ファイルを暗号化し、容易に複製されないようにしているが、画面に映し出された映像をユーザーがカメラで撮影することは可能だ。劇場公開中の映画がリークされれば、映画製作会社や映画館の利益に打撃となるのは避けられない。(ブルームバーグ Anousha Sakoui、Alex Webb)

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