
運河プールに面した30のヴィラが並ぶ「星のやバリ」(星野リゾート提供)【拡大】
星野リゾートは19日、インドネシア・バリ島中部の観光地ウブドに高級リゾートホテル「星のやバリ」を20日開業すると発表した。同社は南太平洋の仏領ポリネシア・タヒチ島でもホテルを運営中だが、建設段階から手がけ、最上級施設「星のや」として海外進出するのは初。“星野ブランド”をバリへの海外客にも売り込みたいという。
同ホテルは敷地面積約3ヘクタール。ジャングルや渓谷の景観を生かして建設した。独立した30棟のヴィラが運河を模した3つのプールに沿って並ぶ。プールは、世界遺産になっているバリ伝統の水利組合「スバック」をモチーフにした。1泊1室7万円から。
今後の海外展開について星野佳路社長は「台湾や中国から引き合いがあり、3~5年のうちに数件進出できるだろう」と同日の発表会見で述べた。