
「イニシア西新井」のエントランスホール。ベンチ下収納にはアウトドア用品を備える(完成予想図)【拡大】
■安全性・教育施設など配慮
コスモスイニシアは、子育てに優しい居住空間を実現したマンション「イニシア西新井」(東京都足立区)を開発、3月下旬から販売する。子供の遊び場や保育・教育施設が充実しているという周辺環境を踏まえ、分譲マンションで第1号となる、東京都子育て支援住宅認定制度の設計認定物件となった。
同制度は、居住者の安全性や家事のしやすさなどに配慮し、子育て支援の施設やサービスなどを提供する住宅が対象。これまでに賃貸住宅2件が取得しているという。認定を受けるためには60の必須項目全てを採用するのが前提条件で、31の選択項目のうち12項目以上で適合する必要があり、イニシア西新井では14項目が適合した。
室内では、ドアや引き戸の指はさみを防止するための対策を講じたほか、シャッター付きコンセントなどを導入した。また、ベビーカーが置けるスペースなども設けた。
共用部はコミュニティー形成を支援する空間とした。具体的には自主管理歩道に並木を作り、ベンチを設置。7階と8階に設けた屋上は天然芝生を貼って緑化し、テラスとして開放する。入居後にはウエルカムパーティーをはじめとして、2年間で4回の交流イベントを予定している。
また、「楽しく備える防災」という観点からコミュニティーの醸成を支援。アウトドアメーカーの「Snow Peak(スノーピーク)」と連携する。エントランスホールのラウンジの壁面に設けた棚やベンチ下収納には、居住者が使用できるアウトドア用品を装備。キャンプやバーベキューなどの際に貸し出すほか、緊急時の防災備品としての役割も果たす。また、防災ワークショップの開催を通じて入居者同士の交流も図っていく。