【トップは語る】ライフロボティクス 「人との親和性」売りに顧客を開拓 (1/2ページ)

2017.3.7 05:00

インタビューに応じるライフロボティクスの尹祐根(ユン・ウグン)CEO=東京都江東区
インタビューに応じるライフロボティクスの尹祐根(ユン・ウグン)CEO=東京都江東区【拡大】

 □ライフロボティクスCEO・尹祐根さん(45)

 --起業の経緯は

 「2005年ごろから日本が人口減少社会、そして産業界では人手不足になるとみていた。当時は「人余り」の時代で見向きもされなかったが、13年に日本の人口が減少に転じ、労働力をロボットで補う必要性が出てきた。生産現場で人とロボットが一緒に働く時代が来ると思い、会社を立ち上げた」

 --協働ロボット「CORO(コロ)」を開発した

 労働集約型の産業で活躍できるロボットでないと労働力不足の解決策にはならない。そこで狭い場所でも安全に動けることにこだわったロボットとして開発した。

 --さまざまな産業用ロボットがあるが、どう差別化を図る

 「ファナックや安川電機などの大手メーカーが産業用ロボットを開発しているが、動作が非常に大きく、労災事故を防ぐため、おりのような柵のなかに置かれている。それに対し、COROは世界で唯一、肘がないため、動作が小さく、既設の生産ラインのなかにも簡単に組み込めるのが大きなメリットだ。端的に言えば、従来のものが生産性向上のみを追求したものであるのに対し、COROは人との親和性、安全性も追求した」

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