官民ファンドの産業革新機構は14日、武田薬品工業や医薬品卸売会社メディパルホールディングスと共同出資し、糖尿病の治療薬などの医薬品を開発・販売する新会社「スコヒアファーマ」を設立したと発表した。3社の出資総額は100億円で、産業革新機構が70%超を出資する。日本では欧米と比べ医薬品開発のベンチャー企業が少ない。このため、産業革新機構が資金を出し、国内の製薬、卸売会社が連携することで新薬の開発を加速し、国際競争力を高める。
スコヒアファーマは、武田薬品の代謝や循環器の研究を活用し、糖尿病や肥満症の治療薬の開発を目指す。神奈川県藤沢市の武田薬品湘南研究所内に設置し、4月に業務を始める。社長には武田薬品の奥村洋一・知的財産グローバルIPヘッドが就任する。