【業界団体だより】京遊協基金、創立３０周年記念で特別寄付・助成

　京都府遊技業協同組合（京遊協、理事長・白川鐘一氏）が母体となる京遊連社会福祉基金は５日、京都市中京区のＡＮＡクラウンプラザホテル京都で創立３０周年記念式典を開催。これを記念して財団創立功労者１９人を表彰したほか、京都府、京都市などに特別寄付・助成を行った。

　京遊連社会福祉基金は、１９８７年４月１日に財団法人として設立認可、２０１１年７月には公益財団法人となり、今年３０周年を迎えた。

　同財団は、当時の組合役員らが発起人となり、各種の社会福祉活動への助成、自治体が行う福祉行政への支援を行う目的のもと、基本財産５億円でスタート。その後も財源拡充に努め、１４年７月には基本財産１３億円余りとなった。なお、その間の助成団体は延べ３６９団体、寄付は８１の自治体に及ぶ。

　当日の記念式典には、門川大作京都市長をはじめとする多数の来賓、財団関係者、受納団体関係者や組合員ら約２００人が出席。あいさつで白川理事長は、同財団を「全国に展開している遊技業組合が行っている社会貢献活動の『礎』」と形容。今後も一層の活動推進を約束した。