トヨタがモータースポーツを強化する理由 極限で培う“次の基盤” (1/3ページ)

トヨタ自動車が昨年1月に限定発売したスポーツ車「86GRMN」。ニュルブルクリンク24時間耐久レースで培った技術を生かした(同社提供)
トヨタ自動車が昨年1月に限定発売したスポーツ車「86GRMN」。ニュルブルクリンク24時間耐久レースで培った技術を生かした(同社提供)【拡大】

 ■「根幹」として経営資源投入

 トヨタ自動車がモータースポーツブランド「GAZOO Racing(ガズー・レーシング、GR)」の活動を広げている。世界耐久選手権(WEC)など従来の活動に加え、公道を走る最高峰の一つ世界ラリー選手権(WRC)に約18年ぶりに再参戦。4月には担当部門を社内カンパニーに昇格させ、クルマづくりや人材育成につなげる態勢を充実している。

 クルマ鍛え人育てる

 昨年6月、パリから約200キロ南西の都市ル・マン。伝統の「ル・マン24時間レース」のゴールまで残り3分で、トップを快走するGRの5号車が急減速し、停止した。初優勝目前のまさかのトラブルでの失格に「信じられない光景だった」(トヨタの豊田章男社長)。

 失意の中、優勝した独ポルシェが数時間後に開いた祝勝会で、招かれたGRチームは拍手喝采で迎えられた。北沢重久・GR統括部長は「伝統あるレースで初めてライバルと認められた。大きな意味のある戦いだった」と振り返る。

 トヨタは世界販売で首位を争う一方、環境対応車など「優等生」とも言えるクルマが目立ち、卓越した速さや耐久性を競うモータースポーツの世界で存在感は薄かった。

「クルマを鍛え、レースの厳しい環境が人を育てる」耐久レースに参戦

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