【クラウドWatch】GMOネット、第1弾は「医療機関カルテ共有」 (1/3ページ)

「医療機関カルテ共有システム」の仕組み
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 ■ブロックチェーンの知見を公開

 GMOインターネットはブロックチェーンを利用したプログラムをオープンソース(改変可能・商用可能ライセンス)として公開する「GMOブロックチェーン オープンソース提供プロジェクト」を立ち上げると発表した。また、取り組みの第1弾として「医療機関カルテ共有システム」の提供を開始している。

 ◆旅先の急病に即応

 同社ではブロックチェーン技術を用いた開発を進めており、すでに2016年12月から、ブロックチェーン上に簡単に分散型アプリケーションを構築できる「Z.com Cloudブロックチェーン」と「ConoHaブロックチェーン」のβ版を提供開始している。また実際に、Z.com Cloudブロックチェーンを基盤とした「本人のみ受け取り可能な宅配ボックス」のシステムも実現しているという。

 今回発表されたプロジェクトは、こうした研究開発で得た知見を元に、ブロックチェーン技術を活用した新しいサービスの実現・普及を図るべく、実サービス展開が可能なプログラムをオープンソースとして公開しようというもの。

 そして第1弾として、Z.com Cloudブロックチェーンを基盤に医療機関カルテ共有システムを構築し、オープンソースの提供を開始した。今後も、さまざまなニーズに沿ったオープンソースプログラムを定期的に公開するとしている。

 医療機関カルテ共有システムは、病院の電子カルテや薬局の処方箋データなど、これまで医療機関ごとに分散されていた情報を、患者本人が権限を与えた医療機関内で共有閲覧・書き込み可能とするシステム。

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