【業界団体だより】ＰＣＳＡが臨時社員総会と公開経営勉強会

　パチンコ・チェーンストア協会（ＰＣＳＡ、代表理事・加藤英則氏）は８月２４日、東京都千代田区のＴＫＰガーデンプレミアム神保町で第１６期第１回臨時社員総会ならびに第６１回ＰＣＳＡ公開経営勉強会を開催した。

　冒頭、あいさつで加藤代表理事は「今般の規則改正は大変厳しいものではあるが、これを前向きに捉え、適度な射幸性を背景に多くの人々に楽しんでもらえる娯楽を提供していくチャンスに変えていきたい」と、時代・ニーズに呼応した形での産業の成長に意欲を見せた。

　総会では、ＰＣＳＡデータベース２０１７の概要を報告。同リポートはＰＣＳＡ正会員を対象にアンケートを実施し、その結果をもとにパチンコホール業界全体の数字を類推したもの。これによると、パチンコホールの売上高は１８兆７１１９億円、雇用人数は２４万４３６４人、ホール法人税納税額は７２４億円であった。

　一方、公開経営勉強会では、「規則改正の概要と今後の遊技機」をテーマに専門家による講演が行われたほか、業界メディアの記者などをパネリストに、業界の今後を占うためのパネルディスカッションが実施された。