日の丸交通、外国人従業員の採用本格化 東京五輪までに100人に増員 (1/2ページ)

日の丸交通のエジプト出身の運転手、モハメッド・モスアド・セリムさん
日の丸交通のエジプト出身の運転手、モハメッド・モスアド・セリムさん【拡大】

 タクシー準大手の日の丸交通(東京都文京区)は、外国人従業員の本格的な採用に乗り出す。来年3月までに現在の4倍強に当たる30人、東京五輪・パラリンピックが開かれる平成32年には100人まで増員する計画だ。五輪・パラリンピックに向けて急増している訪日外国人観光客と、深刻さが増している人手不足の問題に対応するのが狙い。

 乗務員は単純労働とみなされるため、就労ビザが発給されない。このため外国人を乗務員としてとらえているタクシー会社での採用は進まなかった。これに対し日の丸交通では、観光業務に従事する高度人材として採用するため、国際業務ビザの取得が可能。正社員として雇用し将来の幹部候補として、本人の適性をみた上で乗務以外の部門への配置も検討する。

 同社の外国人募集の基準は、日本語の読み書きで高い能力を備え、運転免許を所有していることが条件。これまでに韓国と中国、ブラジル、エジプト出身の7人が採用され、業務に従事している。

採用された外国人は「仕事に対して前向きに取り組んでいる」

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