【ドローンタイムズ】ドローン高校生、地域活性化に一役 (1/3ページ)

青いビブスを着てドローンを飛ばす船引高校ドローンチームのメンバー
青いビブスを着てドローンを飛ばす船引高校ドローンチームのメンバー【拡大】

  • 野外音楽フェスのドローン体験ブースを訪れた来場者を船引高校の生徒たちが丁寧にサポート

 ■福島・田村、国の承諾取得しフェスなどで活躍

 福島県立船引(ふねひき)高校(福島県田村市)の「ドローンチーム」の生徒たちが、市の総合防災訓練や野外音楽フェスで堅実なフライトの腕前を披露し、市民に頼もしい姿を示した。昨年12月、慶大と田村市が人材育成や地域活性化などの課題解決を模索する“ドローン連携協定”を結んだことから、同校での特別講座がスタート。そこで初めてドローンに触れた生徒達は今や、地元の“ドローンの専門家”と仰がれ、地域の活性化に一役買っている。(村山繁)

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 10月1日に同市内で開催された総合防災訓練では、はしご車、タンク車、ポンプ車などの消防車両に加え、空を舞う3機のドローンと、揃いの青いビブス(作業用ジャケット)を着た高校生ドローンチームが目を引いた。生徒達は防災訓練の一貫として、市を代表して訓練の様子を空撮した。

 「訓練」とはいえ本格的だ。快晴の中で行われはしたが、「台風接近に伴い強い雨が断続的に続く中、午前6時10分に福島県沖を震源地とする地震が発生し、田村市でも震度6を観測した」という緊張感の高い想定だ。航空自衛隊、陸上自衛隊、市民団体など幅広い参加者が「訓練という名の本番」(参加者)の意気込みで取り組んでいることが、見ている側にもストレートに伝わる。

 ◆地元市民「頼もしい」

 ドローンは、倒壊家屋の下敷きになった救難者の捜索活動や救助活動、参加者の真剣な表情を空からとらえ、会場に準備された大型モニターに映し出した。操縦は堅実で、カメラは巧みに参加者と活動を追った。会場では訓練を説明するアナウンスが流れている。「ドローンを飛ばしているのは、船引高校の生徒達です」と響くと、事態を見守る市民が「すごいね。(地元の)ふなこう(=船引高校)の生徒ですって。頼もしい」と目を細めた。

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