第四と北越銀の統合、来年10月に延期

 新潟県を地盤とする県内最大手の地方銀行、第四銀行(新潟市)と2位の北越銀行(長岡市)は27日、来年4月に予定していた経営統合を同年10月に半年延期すると発表した。公正取引委員会の審査が想定以上に長引き、当初の計画通り進めるのは難しいと判断した。

 第四銀、北越銀の両行は経営統合の延期について「公取委の審査が継続中のため」と説明した。共同持ち株会社「第四北越フィナンシャルグループ」を設立し、傘下に2つの銀行が入った後、2020年春をめどとしていた合併も20年秋ごろにずれ込む見通し。

 両行が統合すれば同県内の貸し出しシェアは5割を超えるため、公取委は同県内の金融機関の競争状況を地域ごとに精査しているとみられる。両行関係者は「想像以上に公取委の審査が厳しかった」と話す。