海外インターン、受け入れ企業開拓 タイガーモブ・菊地恵理子社長 (1/2ページ)


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  • 海外インターンシップを経験した人とこれから挑戦する人が交流する「タイモブ祭」。海外インターンシップ先でも各地で開催している

 タイガーモブは、学生や若手社会人を対象に、アジアやアフリカ、中南米など世界27カ国の新興国への海外インターンシップを仲介している。言葉も文化も生活習慣も日本と異なる国で成長するきっかけをつかむため、大きな裁量を与えられるベンチャー・スタートアップ企業を主な派遣先としている。菊地恵理子社長は「バックパッカー営業」という独自の手法で、自ら現地に赴いて受け入れ企業を開拓している。

 ◆渡航前に研修

 希望者はホームページ上から受け入れ先を探して応募するが、ほとんどは同社スタッフとの相談を経て応募先を決めている。「これまで何をやってきたか」「これから何をしたいか」といったことを30~60分かけて聞き出し、本人の適性に合った企業をマッチングする。

 その後、現地とのスカイプを使った面談を経て合否が決まる。最大限に成果を上げられるよう、渡航前には目的を明確化するための事前研修を施す。派遣先は、万が一の場合でも意思疎通がしやすい日系企業がほとんどだ。

 菊地社長自身、大学を1年間休学して中国・蘇州大学へ半年間留学した後、上海にある外資系の五つ星ホテルで半年間のインターンシップを体験した。親しくなれば身内のように接してくれる中国人と交流を深めることで、日本にいるだけでは分からない中国の姿を理解することができた。「多様性を受け入れ、がむしゃらに働くことで大きく成長できる」と海外インターンシップの効用を語る。

 大学卒業後は人材会社に就職。2年目には自らの経験を生かすため、新規事業として海外インターンシップ事業の立ち上げに関わった。受け入れ先企業は自ら渡航して開拓した。バックパックを背負って現地入りし、フリーペーパーを入手して掲載企業にメールで面会の約束を取り付けたり、フェイスブックで呼びかけることもした。

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