メルカリも象牙出品禁止 印鑑など加工品も 日本政府容認も楽天、イオンは禁止に 見つけ次第削除も

押収された象牙=2016年4月、ケニア・ナイロビ(ロイター)
押収された象牙=2016年4月、ケニア・ナイロビ(ロイター)【拡大】

 インターネット上で物品を売買するフリーマーケットアプリ運営会社のメルカリ(東京)が、象牙製品の出品を禁止したことが11日、分かった。密猟によるアフリカゾウ絶滅の懸念から各国が国内市場を閉鎖する中、日本政府は容認しているが、ネット大手の楽天や流通大手イオンが出品禁止を決めるなど、民間では国内取引禁止の動きが加速している。

 禁止は9日付で、理由について「グローバルに事業展開するにあたり、象牙市場の閉鎖を求める国際的動向を考え決定した」と説明。全形を保った牙だけでなく、印鑑など加工品も一律に禁止し、出品された場合は削除するとしている。

 象牙の取引は密猟がさらに悪化したため、条約締約国会議が昨年、国内市場の閉鎖も各国に求める決議を採択。日本は「日本国内の取引は密猟と関係がなく、決議の対象外だ」と主張、取引自体は容認している。