JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙教育センターが主催する水ロケットの全国大会で、和歌山市の県立向陽高校物理部1年の島崎稔さん(16)と堂野航平さん(16)が日本代表に選ばれ、30日からベトナムのハノイで開かれる国際大会に出場することになった。本番を目前に控え、水ロケットの性能向上へ知恵を絞っている。
水ロケットは、ペットボトルを組み合わせたロケットで、空気圧で水を噴出させて飛ばす仕組み。大会は中学2年~高校1年が対象で、日本から国際大会に生徒を派遣している。
全国大会では、応募した45チームから1次審査で絞り込まれたのち、今夏に面接審査や打ち上げの実技審査が行われ、同校など2チームが日本代表に選出された。