告訴団「90点の議決」「非常に感動的」 東電・勝俣元会長の「起訴相当」を重視

2014.7.31 21:07

 「非常に感動的。脱帽せざるを得ないくらい踏み込んでくれた」。被災者らでつくる福島原発告訴団が東京・霞が関の司法記者クラブで会見し、河合弘之弁護士は、東京第5検察審査会の議決を評価した。

 会見で「起訴相当」と記された議決書を掲げた河合弁護士。「重大な被害を出した事故で、誰も刑事責任を問われないことは許されない。一定の科学的根拠がある疑問には対策を取り、払拭しなければならないということだ」と強調した。

 旧経営陣6人のうち3人が不起訴相当や不起訴不当となったが、勝俣恒久元会長(74)を起訴相当とした点を重視。「検審は経営の総責任者を逃さず、トカゲの尻尾切りをしなかった。ほかの2人も原子力部門のトップだ。百点満点を狙っていたが、90点の議決だ」と満足げに話した。

 再捜査に臨む検察当局には東電への家宅捜索を要望。「何も遠慮することはない。起訴に持ち込んでほしい」と語気を強めた。

 告訴団の保田行雄弁護士は「議決は東電幹部の動きに踏み込み、被災者に思いを致している。今後問題になる健康被害の刑事責任追及にとってもよい流れだ」と話した。

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