【生かせ!知財ビジネス】商標が聞ける? 来春サービス開始 (1/2ページ)

2014.9.6 05:00

「J-PlatPat」の検索入力画面。新タイプの商標の検索機能搭載が予定されている

「J-PlatPat」の検索入力画面。新タイプの商標の検索機能搭載が予定されている【拡大】

 “音の商標”を聞く-。特許庁は来春に向けて、音、色彩、ホログラム、動きなど新タイプの商標を検索し、目や耳で確認できる機能を、次期インターネット検索サービス「特許情報プラットフォーム」(J-PlatPat=Japan Platform for Patent Information)で準備中だ。

 新タイプの商標は今年4月に可決・成立した改正商標法で認められた。欧米だけでなくアジアでも台湾、シンガポール、韓国などで導入が進み、日本では5~10年遅れで来年4月に法律が施行される見込み。音の商標は、企業宣伝に使われるジングル(短いメロディー)や特別にチューニングされたエンジン音などに使われている例がある。ジングルは音階を楽譜で示せるが、「効果音やエンジン音は楽譜での表現は難しく、波形を識別に用いる国もある」(特許庁特許情報企画室)。

 特許庁は新タイプの商標に関する出願手続きを検討中で年内にもまとめる。視覚で認識される色彩、ホログラム、動きなどは文章説明に加えて画像(ホログラムや、動きの商標はコマ撮り画像など)の識別資料で審査できるが、聴覚で認識される音の商標出願では、文章、楽譜の他にオリジナル音源としてコンピューターなどで再生できるオーディオファイルの添付を義務化することを検討している。J-PlatPatでは、音の商標の出願手続きでオーディオファイルが提出された場合、商標を検索すれば誰でも聞けるようにする方向でシステムを開発している。登録第1号は来年7月ごろとみられる。

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