動画投稿サイト「ユーチューブ」上の動画を利用者が携帯電話で見られるようにできるサイト「TUBEFIRE(チューブファイア)」(サービス停止中)が著作権を侵害しているとして、日本レコード協会の加盟会社など31社が、サイトを運営する「ミュージックゲート」にサービス停止や計約2億3千万円の損害賠償を求めた訴訟は17日、東京地裁(今井弘晃裁判官)で和解が成立した。
ミュージックゲート側の代理人によると、当初原告側は約1万件のファイルに権利侵害があったと主張していたが、そのほとんどについて違法性を裏付ける証拠の提出はなかったという。
和解内容は(1)ミュージックゲート側がその他のファイルに権利侵害があったと認める(2)ミュージックゲート側がサービスを再開しない(3)原告側は損害賠償を請求しない-などの内容という。