
第5回全国麻雀選手権【拡大】
オンライン麻雀ゲームの「Maru-Jan」(マルジャン)を運営するシグナルトーク(東京都大田区)は6日、賞金総額1000万円(優勝賞金500万円)の麻雀競技会「第5回全国麻雀選手権」を開始した。参加費、登録費は無料で、満18歳以上の日本国籍を持つ人であれば、プロ、アマチュアを問わず参加できる。
全国麻雀選手権は2013年から開催されている国内最大規模の競技会で、昨年は4万7225人が参加した。5年目となる今年は、週刊漫画ゴラク(日本文芸社)で連載中の人気麻雀漫画「天牌」とタイアップする。優勝者には月刊誌の漫画ゴラクスペシャル(同)で連載中のスピンオフ「天牌外伝」に実名で登場する権利が与えられる。
連動企画も強力だ。週刊漫画ゴラクは誌上に全国麻雀選手権の記事を掲載する。さらに、Maru-Janのゲーム内に「天牌」のキャラクターに関係する期間限定の称号が登場する。
4月6日~6月30日まで、「Maru-Jan」公式サイト内の大会公式ページ(http://www.maru-jan.com/NMC/)から登録して参加する。予選は4部門に分かれており、計40人が準決勝に進む。
「一般部門」では、オンラインで東南戦を2戦し、一定以上のポイント以上獲得すると一次予選突破となる。二次予選ではオンラインで東南戦を6戦し、準決勝に進む26人を決める。
新設の「ペア部門」では、友人や家族とペアを組んで、オンラインで1人3戦の計6戦を行い合計成績を競う。準決勝に進出できるのは、上位4組のペアの成績が良かった方のみ。
この2部門には1人1回ずつ挑戦できる。またペア部門で準決勝に進めなかったペアから抽選で3組に、JTBのカタログギフト(3万円相当)が当たる。
「プロ選抜部門」は、金子正輝プロ、足木優プロたち24人のプロ雀士が6卓に分かれてリアル対局をする新設部門で、準決勝への切符を手にするのは各卓の1位。熱戦の様子はインターネット動画配信サービスの「ニコニコ生放送」と「FRESH!」で4月22日、5月24日、5月28日に放送される。
「プロ部門」では、プロ選抜部門に出場しないプロ雀士がオンラインで16戦し、上位4人が準決勝に進む。
8月5日開催の準決勝は、都内麻雀店で全自動卓を使ってのリアル対局。4部門を勝ち上がった40人がプロアマ混合で対局し、成績上位4人が8月19日に都内のスタジオで行われるファイナルで頂点を争う。ファイナルもインターネットで中継される予定だ。優勝すれば賞金500万円。準優勝200万円、3位100万円、4位50万円のほか、5位~40位にも2万円以上の賞金がある。また、参加者全員に「全日本ランク」が与えられる。
サービス開始から間もなく13年目を迎える「Maru-Jan」は、会員数90万人以上のネット対戦型オンライン麻雀ゲーム。1ゲームごとに課金される完全有料サービスで、Windows、iOS、Androidの各OSに対応している。