四国沖を北東へ進んでいた台風5号が7日午後3時半ごろ、和歌山県北部に上陸した。気象庁によると台風5号は7日夜にかけて近畿を横断し、8日には東海、北陸へ進むとみられる。移動速度が遅く、積算雨量が増える可能性があり、気象庁は河川の氾濫や土砂災害などに警戒を呼びかけている。
台風5号は7日午後2時現在、和歌山市の南西約50キロを時速約20キロで北東に進んだ。中心の気圧は970ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は30メートルで、最大瞬間風速は45メートル、中心から半径90キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。