世界遺産の中心で愛を誓う 京都で「和婚」が人気  (1/2ページ)

2012.4.1 17:00

上賀茂神社で結婚式を挙げた夫妻。「京都の和婚」が人気を集めている=京都市北区(ワタベウェディング提供)

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 観光都市の京都が「結婚式の地」として注目を集めている。世界遺産の寺社などを舞台にした「和婚」を選択するカップルが急増。行政も結婚式の誘致合戦を繰り広げ、古都の新たな一面をアピールしている。

 「世界遺産で結婚式を挙げるのが夢でした」。2月末、世界遺産の上賀茂神社(京都市北区)で挙式した東京都荒川区在住の山口信吾さん(43)と麻子さん(36)夫妻はそう振り返る。

 2人は結婚サービス業大手のワタベウェディング(京都市下京区)が平成19年から始めた「京都和婚」を利用した。京都の由緒ある寺社を舞台に結婚式を気軽に挙げられるプランだ。当初は海外や沖縄での挙式を考えたが、「だんだん日本らしい和服を着たいという思いが強くなった」(麻子さん)という。

 同社のプランでは上賀茂神社のほか、下鴨神社(左京区)、清水寺(東山区)など世界遺産を中心とする13会場を用意。荘厳な雰囲気の中で白無垢(しろむく)や色打掛といった日本伝統の装いで式を挙げられるとあって、30歳前後のカップルを中心に人気が集まり、今では年間約200組の利用がある。京都以外の出身者が多いのも特徴だ。