東京都渋谷区の「マザーズハローワーク東京」。子供が遊べるスペースもある【拡大】
子育てで離職した後に、再就職を希望する女性の支援を強化するため、厚生労働省は子育て中の求職窓口となる「マザーズハローワーク」などの拠点数を2014年度に拡充し、相談体制も強化する方針を決めた。新たな地域で増設するほか、都市部を中心にマンツーマンで就職をサポートする担当者を増員。安倍晋三政権は女性の活躍を成長戦略の中核に位置づけており、女性の就業率の向上を図り、経済の活性化につなげたい考えだ。
06年に創設されたマザーズハローワークは女性向けの求人を主に取り扱い、個別カウンセリングのほか、面接対策や書類の書き方などを指導。子供を遊ばせる「キッズスペース」や授乳スペースがあり、パソコン研修などの再就職支援セミナーでは一時保育も行う。
全国に専用窓口が現在13カ所あり、通常のハローワーク内に置かれた「マザーズコーナー」を含めると13年度の設置数は計177カ所となる。
14年度の拡充では、マザーズハローワークとマザーズコーナーをそれぞれ増設。求職者の相談にのる「就職支援ナビゲーター」も現在の全国約200人から1割ほど増員する方向で検討しており、14年度予算の概算要求に盛り込む方針だ。