映画「ほとりの朔子」 二階堂ふみ 美しい景色 膨らむイメージ (1/2ページ)

2014.1.18 11:03

「自然豊かな場所で気持ちよく撮影できました」と話す二階堂ふみ(桐原正道撮影)

「自然豊かな場所で気持ちよく撮影できました」と話す二階堂ふみ(桐原正道撮影)【拡大】

  • 孝史(太賀)と自転車の2人乗りをする朔子(二階堂ふみ)

 昨年の仏ナント三大陸映画祭で最高賞の「金の気球賞」を受賞した「ほとりの朔(さく)子」が18日から、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほかで全国順次公開される。今最も注目される女優の二階堂ふみ(19)が主演した。

 大学受験に失敗した朔子(二階堂)は、おばの海希江(鶴田真由)の誘いで、夏の終わりの2週間を海辺の街で過ごすことになる。朔子はガミガミうるさい母親よりも、さっぱりした気性の海希江に親しみを感じ、家を離れて解放感を味わう。二階堂は「カメラが回っていないときの姿勢など、鶴田さんらベテランの俳優さんから多くのことを学べました」と振り返る。

 朔子は、海希江の男友達の兎吉(古館寛治)、兎吉のおいの孝史(太賀(たいが))らと知り合う。4人は2台の自転車に乗って競争。勝った朔子は、たどり着いた川の水に足をひたす。木々の葉が映り込み緑色に染まった水に波紋が生じる。モネの絵を連想させる美しいシーンだ。深田晃司監督は「撮影しているときもこんなシーンが撮れているとは分からなかった。狙って撮ったのではない奇跡のシーンだ」と説明した。

古き良きフランス映画のような余韻

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