「非正規労働者」待遇改善に動き 正社員化・賃上げの広がり不可欠 (1/3ページ)

2014.2.17 06:29

 2014年春闘は賃金を底上げするベースアップ(ベア)が焦点となる中、懸案となっているパートや派遣・契約社員ら「非正規労働者」の待遇改善にも新たな動きが出始めている。今や労働者全体の4割近くを占める非正規労働者への待遇改善は、景気や国内経済に与える影響も少なくない。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」が目指すデフレ脱却には、非正規層の格差是正や個人所得の改善が不可欠だ。

 わずかな退職金

 「連合は、もっと鋭く経営側と対峙(たいじ)すべきではないか」。14日夕、連合が札幌市内で開いた非正規労働者の対話集会。地元の郵便局に勤務する男性は、壇上の古賀伸明会長らに待遇改善に向けた取り組みの強化を訴えた。冬の燃料費負担が大きい北海道では、燃料価格の高騰が生活を圧迫し、4月の消費税率引き上げで消費者負担はさらに膨らむ。

 だが、非正規労働者の待遇はまだ厳しい。会場からは「20年以上働き、65歳で退職した先輩の退職金はほんのわずか。苦しい生活がいつまで続くのか…」と悲痛な声が相次いだ。

正規と非正規労働者の平均年収には約2.8倍の差

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