日本が誇るアニメ・マンガ文化 海外との交流を盛り上げるにはどうすればいいか (1/5ページ)

2015.5.17 07:03

羽田空港の国際線ターミナルにある江戸舞台に集結した海外のアニソンシンガーたち

羽田空港の国際線ターミナルにある江戸舞台に集結した海外のアニソンシンガーたち【拡大】

  • 幕張メッセでの「OTAKUEXPO」に登壇した国立新美術館の青木保館長(左)と千葉市の熊谷俊人市長

 2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、世界でも人気の日本のマンガやアニメーションといったポップカルチャーをもっと盛り上げ、海外展開の拡大や、日本への観光客誘致につなげようとする動きが強まっている。3月末に、空の玄関口となる成田空港から近い幕張メッセ(千葉市美浜区)と、羽田空港の国際線ターミナルでそれぞれ開催されたイベントが、同人誌即売会あり、シンポジウムあり、歌ありコスプレありといった内容で、海外との交流をどのように盛り上げていくかを示唆していた。

 アニメ、そしてマンガ。米オバマ大統領が日本の安倍首相を迎えて話した言葉には、クールジャパンの旗頭として掲げられているポップカルチャーが含まれていた。オバマ大統領が実際に日本のマンガを読み、アニメを見ているかはわからない。ただ、日本の文化をイメージさせるものとして、これらが米国民にも強く意識されていることは確かだろう。

 3月28日と29日に幕張メッセで開かれた「コミケットスペシャル6~OTAKUサミット2015~」は、そうした日本のポップカルチャーに対する海外からの熱視線に応え、現在の姿を内外の人たちに見てもらうために開かれた。

さまざまなキャラクターの衣装を身につけたコスプレイヤーたちも歩き回って…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。