企業で広がる学生の「有償インターンシップ」 実社会で通用する人材を育成 (1/4ページ)

2015.10.12 07:14

商品をチェックする向坂なつみさん。フルタイムで働いてみて「会社で働く父親に感謝の気持ちが生まれた」=大阪府高槻市のユニクロ西武高槻店(京都産業大学提供)

商品をチェックする向坂なつみさん。フルタイムで働いてみて「会社で働く父親に感謝の気持ちが生まれた」=大阪府高槻市のユニクロ西武高槻店(京都産業大学提供)【拡大】

 大学生のインターンシップ(就業体験)といえば、無報酬で1、2週間程度が主流。だが最近、有償で1カ月以上にわたって実務を経験する動きが広がっている。学生にとっては、企業を深く知る機会となり、職業観を育むこともでき、受け入れ側にとっても採用活動に結びつくなどのメリットがあるという。(横山由紀子)

 会社にどう貢献

 京都産業大学では、今年4~7月の約4カ月間、3年生の13人が、長期の有償インターンシップを経験した。

 同大法学部の向坂(こうさか)なつみさん(20)は、衣料品チェーン「ユニクロ」西武高槻店(大阪府高槻市)で週3日、1日8時間の仕事についた。商品の陳列やレジ打ちなど、アルバイトが通常こなす業務に加え、販売計画書に沿って客に商品を勧める声掛けや、目を引くレイアウトを考えるなどした。ユニクロを展開するファーストリテイリング(山口市)の東京本部などでも研修を受け、企業戦略や店舗経営を学んだ。

「仕事を深く理解することで採用活動に結びつけたい」(ファストリ人事部)

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